当サイトで公開している日本語&広帯域受信機化ファームウェア UV-K5-RX-JP 専用のメモリー編集ソフトです。アプリ起動後に表示されるUV-K5-RX-JPアカウントサービスに登録することで、ファームウェアの更新も可能です。

主な機能一覧:
- 400メモリー(200ch x 2周波数)を登録/編集
- 最大16個のカスタムバンド設定
- 最大8個のバンク設定
- FM/AM/SSB(USB)の受信モードに対応
- DCS、TSQL、TSQL-R のコード設定
- 追加された拡張周波数(15~1300MHz)、ステップ、帯域幅に対応
- スキャンおよびデュアル待受の復帰ディレイ時間設定に対応
- FMラジオ局のチャンネル設定
- 起動画面に表示するメッセージテキストを設定可能(半角英数10文字 × 2行)
- 項目を指定して並べ替え、グループ化などの編集機能
- CSV 入出力機能
動作環境
- Windows 11 24H2 (Build 26100)以降、x64版のみ対応
- UV-K5-RX-JPファームウェア最新版
- ESETのような安価で性能の低いセキュリティソフトがインストールされていないこと
必要なもの
- UV-K5 / UV-K5(8) / UV-K6 / UV-5R Plus(5W/8W) 本体
※設計変更が行われたV2以降のモデルでは動作しません。 - USBプログラミングケーブル (私は Amazon でこちらを購入)
ダウンロード:
既にメモリー編集ソフトを購入済みの方は、アプリ内で追加ライセンス購入が可能です。追加でSE版を購入してもアプリ自体は同一で1台分のライセンスが増えるだけなので、アプリ内購入のほうがお得です。
更新履歴
2025年11月4日 v1.1.1
- UV-K5-RX-JPメモリー編集ソフト(SE)版を追加
- 追加ライセンス購入機能を追加
- その他軽微な改善
もっと見る
2025年9月19日 v1.1.0
- UV-K5-RX-JPファームウェアv1.1.0に対応
2025年8月16日 v1.0.3
- 表示エラーメッセージの改善
2025年2月19日 v1.0.2
- 起動時間の短縮
- 高解像度(DPI)ディスプレイ対応
- その他軽微な改善
2024年8月28日 v1.0.1
- 以前のファームウェア(240329 と 240427)で作成した .img ファイルを読み込めるように変更
- その他軽微な改善
2024年8月14日 v1.0.0
- UV-K5-RX-JPアカウントサービスに対応
2024年4月27日 v0.6.1
- スキャン復帰のディレイ時間設定に対応
- デュアル待受の復帰ディレイ時間設定に対応
- その他細かな不具合修正
2024年3月26日 v0.5.4
- カスタムバンド設定をコピー&ペースト可能に
- イメージファイルのバージョンチェック機能を追加
- その他細かな不具合修正
2024年3月19日 v0.5.3
- バンク名編集機能を追加
2024年3月18日 v0.5.2
- 最大8個のバンク機能を追加
- その他不具合修正
2024年2月19日 v0.5.1
- 最大16個のカスタムバンド設定機能を追加
- 名前2、周波数2を検索対象に追加
- RX-JP-240218版の内部データ構造変更に対応
- その他細かな不具合修正
2024年2月2日 v0.5.0
- 400chの登録機能を追加(200ch x 2周波数)
- その他不具合修正
2024年1月9日 v0.4.1
- 拡張された帯域幅(W+, N-)に対応
- 基本設定に各種設定項目を追加
- F1/F2/Mボタンの設定変更を追加
- 0.5kHzステップ設定を追加
- 逆トーンスケルチ設定(TSQL-R)を追加
2023年12月12日
- ウィルスに誤判定されてしまう問題の対策(機能の追加変更はありません)
2023年12月9日
- 一部周波数が設定できない不具合の修正
2023年12月8日
- 新規公開
※UV-K5のファームウェアを最新版にアップデートしてご利用ください。
※本ソフトウェアの使用によって生じるあらゆる直接的・間接的損害に関して当方は一切の責任を負わないのでご了承ください。 GPLv3 のソースコードご依頼はこちら。
使用方法
1. アプリを起動
スタートメニューから「UV-K5-RX-JPメモリー編集ソフト」もしくは「UV-K5-RX-JPメモリー編集ソフト(SE)」を起動します。
2. UV-K5 をプログラミングケーブルで接続
UV-K5 の電源を入れてから PC とプログラミングケーブルで接続します。
※ファームウェア更新時とは違い、PTTボタンを押しながらではないので注意してください。

3. UV-K5 本体からダウンロード
メニューの[無線機]-[無線機からダウンロード]をクリックすると次の画面が表示されるので、

ポート: (環境によって異なるが USB-SERIAL… を選択)
メーカー: Quansheng
モデル: UV-K5-RX-JP
を選択して[OK]ボタンをクリックするとダウンロードが始まります。
もし、USB-SERIAL… が見つからない場合は、USBプログラミングケーブルもしくはドライバーの不具合が考えられます。その際は、USBプログラミングケーブルの購入元にお問い合わせください。
4. メモリー編集
ダウンロードが完了したら、メモリー編集画面になるので編集してデータを保存します。
Tips
- 新規入力は、最初に周波数を入力する必要があります。
- 範囲選択して右クリックメニューから[プロパティ]を開くと、その範囲の値を一括設定できます。
- 範囲選択して選択した行の並び替えが可能です。
- DTCS極性の「NN」「RR」は、それぞれ Normal と Inverted の意味です(他機種とのデータ互換性のためにそのままにしてあります)
5. 400メモリー(200ch x 2周波数)登録方法
400メモリー(200ch x 2周波数)を利用するには、周波数2、名前2を登録してください。受信モードや帯域幅、スキャンリストなどの設定は周波数1と共通になりますが、別チャンネルのように移動やスキャンすることが可能です。周波数2を登録した場合は、名前と名前2はそれぞれ半角8文字までとなります。
6. カスタムバンド設定
本体の*ボタンを押して表示されるバンド選択画面の一覧をカスタマイズするには、通常のメモリーNo.200の下にあるBAND1~16を編集します。周波数1と周波数2にバンドの上限下限周波数、名前2にバンド名(半角15文字まで)を設定してください。

7. UV-K5 にアップロード
編集が完了したら、メニューの[無線機]-[無線機にアップロード]をクリックすると、ダウンロード時と同じようなダイアログが表示されるので[OK]ボタンを押してアップロードします。だいたい10~20秒ほどで完了して本体が自動的に再起動するので、データが問題なく反映されているか確認してください。

追加ライセンス購入方法
新たに無線機を購入して利用可能台数を追加したくなったときは、メールアドレスの部分をクリックして表示されるメニューから追加ライセンス購入が可能です。これまでのライセンス追加履歴を確認するには、その下の「ライセンス履歴」をクリックしてください。「利用無線機一覧」では、メモリー編集を行った無線機ファームウェアのシリアル番号を確認することができます。

よくある質問
オリジナルの CHIRP と何が違うのですか?
「CHIRP for UV-K5-RX-JP」は RX-JP ファームウェア専用です。カスタムファームウェアごとにデータ構造が異なるために専用ドライバーの開発が必要です。また純正ファームウェアから拡張された15〜1300MHzの周波数、受信モード、ステップ、帯域幅(W+, N-)、逆トーンスケルチ、F1/F2/Mボタンの設定項目追加、登録メモリー400ch化、8バンク化、カスタムバンド編集などの対応を独自に行っています。CHIRPの純正ファームウェア用ドライバーではバージョンチェックを行っていないため、実際には書き込み自体はできてしまうのですが、データが壊れてしまいます。 (現在はバージョンチェック機能が追加されました)
日本語化しただけはないのですか?
前述のように専用ドライバーが必要なことに加えて、400ch化やカスタムバンク対応をするためにCHIRP本体にも手を入れて改良を行っているために別ソフトウェアとなっています。私が翻訳した日本語ファイルはオリジナル版CHIRPにも提供し、現在はオリジナル版でも日本語で利用可能になっています。どうしても無料で使用したい場合は、電波法への注意が必要ですが egzumerファームウェア + CHIRP-next の組み合わせをお勧めします。
ソフトウェアのアップデートは無料ですか?
はい。一度購入すれば、無料で新しいバージョンにアップデートすることができます。
(未来永劫のアップデートを保証するものではありません)
複数の PC にインストールして使用できますか?
はい。同一の Microsoft アカウントでログインすることで、複数の PC にインストールして使用することができます。利用可能な台数の上限については、 Microsoft ストアにお問い合わせください。
他の無線機でも使用できますか?
こちらは RX-JP ファームウェアをインストールした UV-K5 シリーズ専用となっています。
イメージファイル(.img)にはどのようなデータが含まれますか?
保存したイメージファイル(.img)には各種設定を含む全てのデータが含まれます。Webサイト等からダウンロードした .img ファイルを UV-K5 に書き込むと、チャンネルデータ以外の各種設定等も全て上書きされます。同様に古いバージョンのファームウェアで保存した .img ファイルはデータ形式が古い場合があり、動作が不安定になる可能性があります。動作がおかしいと思った場合は、次項のインポート方法を試してみてください。
ダウンロードした .img ファイルのインポート方法を教えてください
Webサイト等でダウンロードした .img データはそのまま書き込まずに、最初に[無線機からダウンロード]を行ってそこにコピーしたデータを貼り付けてください。そのようにしてから書き込むことで、各種設定を維持したまま、チャンネルデータのみを反映させることができます。
.img のバックアップファイルはありますか?
[ヘルプ]-[イメージのバックアップを表示]をクリックすると、自動でバックアップされた .img ファイルの一覧が表示されます。もし不具合があった場合には、ここから復旧が可能です。
購入したがダウンロード中のままでインストールが始まらない
配信サーバーはMicrosoft社が運営しており、稀にダウンロードに失敗することがあるようです。その場合は、少し時間をおいてから試すことでダウンロードできるようになります。もし、何度も失敗するようであれば、Microsoft Storeに直接お問い合わせいただきますようお願いいたします。
確認コードがSMSで届かない
携帯電話会社の迷惑メール対策機能で、SMSを受信しない、また登録者以外からのメッセージを拒否するなどの設定を行っていないか確認してください。SMS一斉拒否、アドレス帳に登録している番号のみ受信、個別拒否など設定をせず「すべての電話番号を許可する」や「全て受信する」などの設定にしてください。
設定方法は携帯電話会社によって異なります。ご利用の携帯電話会社のヘルプ、または取扱説明書などをご確認ください。
セキュリティソフトにブロックされて起動できない、もしくは認証エラーが発生する
ESETという安価なソフトをお使いの方からのみ同様の問い合わせを頂いています。セキュリティソフト側の不具合なので、回避方法についてはそちらにお問い合わせください。
事前にMicrosoft社によるチェックを受けて問題ないと判断されたものしかMicrosoftストアでは配信できません(当然ながら、ウィルスやマルウェアに対してESETより高度なスキャンも行われています)。他にも無料や古いバージョンのセキュリティソフトを使っていると、精度が低く、誤検知される可能性があります。
特にPC初心者の方でセキュリティソフトを盲目的に信じている傾向が見受けられますが、現在は基本的に標準のWindowsセキュリティで充分です。第三者機関による検証でも、Windowsセキュリティは防御性能、パフォーマンス、誤検出の少なさの全ての項目でトップクラスのスコアを記録しています。
起動時に「ライセンス情報の確認に失敗しました。」というエラーが表示される
本ソフトウェアを利用するには、安定したインターネット接続が必要です。セキュリティソフトウェア (ファイアウォールやVPN、ウイルス対策ソフトウェアなど) がインターネットへの接続を妨げているかもしれません。セキュリティソフトウェアを一時無効にするかアンインストールしてからお試しください。
また、Microsoft Storeアプリに購入したユーザーでログインしていない場合にも同様のエラーが発生します。Microsoft Storeアプリを開いて、購入時のユーザーでログインしているかどうかも併せてご確認ください。
認証サーバーが停止していませんか?
サービス開始から1年以上が経過していますが、UV-K5-RX-JPアカウントサービスが障害により停止したのは一度のみで99.9%以上の稼働率を達成しています。実際にお問い合わせがあった内容も、セキュリティソフトやUSBプログラミングケーブルの不具合、PC環境に起因するものがほとんどです。また、手順通りにリセット操作を行っていなかったり、こちらのよくある質問(FAQ)を読んでいないために発生しているものも多数見受けられますので、初心者の方はまず最初に使用方法/よくある質問を精読されることをお勧めします。
シリアルポート(COM)に接続できない
シリアルポート通信は、USBプログラミングケーブルとそのドライバーが役割を担っています。不具合に関しては、USBプログラミングケーブルの購入元にお問い合わせください。本ソフトウェアはシリアルポート通信が正常に行えることを前提としています。
寄付するので利用可能台数ライセンスを追加してほしい
メモリー編集ソフトを980円で頒布していた頃は利益などなく同人ソフト的に提供していたため、寄付を受け付けていましたが、現在は適正価格に値上げをしたので新規の寄付は受け付けていません。
利用可能台数追加はアプリ内の追加ライセンス購入機能をご利用ください。